奈良 興福寺の「中金堂」を観てきました
興福寺の中心的なお堂である中金堂が300年ぶりに復興され落慶を迎え、一般公開されたので観に行ってきました。興福寺は阿修羅像をはじめ国宝の仏像・建物が多く、奈良の好きなお寺の一つです。何度か行っているのですが今回は1年半振りでした。
堂内には釈迦如来像を本尊として重文や国宝の仏像が配置されていましたが、お堂が新しいので全体の景観にはちょっと違和感がありました。個別には国宝「四天王像」の造りや彫刻の緻密さに見入りました。
今回、特に目を惹いたのは本尊前の14人の祖師を描いた「法相柱」と呼ばれる色彩豊かな柱でした。こんな柱は初めて観たのでちょっと感動でした。
観たことある画風だなと思って気になっていたのですが、後で調べてみたら、以前「秋野不矩美術館」(浜松)の展覧会で、かなり印象的だった、日本画家「畠中光享氏」によって再現されたものでした。